賃貸住宅物件に関するデメリットを理解しよう!

新しい生活で困らないために、事前に知っておきましょう。

自分の家を持つ、いわゆるマイホームは庶民の夢だが必ずしも誰もがマイホームを手にできるわけではなくなってきた。
不況で経済が低迷するなかでも不動産の価格はさほど変わらず、かつてのようにがんばれば手が届く存在というわけでなくなったからだ。
従って現代では賃貸住宅に我慢して住む人が多い。

一方、それとは別に敢えて賃貸住宅を選択して住む人も増えてきた。
マイホームにはないいろいろなメリットがあるからだ。
賃貸のいいところはいつでも引っ越しができる気軽さだろう。

例えば職場が変わったらその職場の場所に合わせて新たな賃貸に住むことができるし、他に気にいった街や物件があればやはり新たに住むことができる。
マイホームなどと違って税金の心配をすることもない。
マンションや一戸建てを購入した経験のある人は分かると思うが、住宅を所有することで発生する税金は複雑にして面倒で、そして金額的にも馬鹿にならない。
手続きも煩雑である。
またローンを組むとなるとそれも時間的にも金額的にもわずらわしい。
何よりローンを組むとなると精神的な負担が生じる。
賃貸にはこのような不便さは一切ない。
それでいて一国一城の主気分でいることはできる。

とはいえ、賃貸にも当然ながらデメリットはある。
賃貸というからにはある一定期間、住宅を借りて住むわけだが、その間にデメリットと呼べるものはいくつも出てくる。
まずは言うまでもがな経費がかかってしまうことだ。
すなわち敷金、礼金、不動産仲介料といったものである。
このうち敷金に関しては退去時に何割かは戻ってくるものの、他の二つについては返還されない。

しかも契約期間はおよそ2年と決められているので継続して住む場合には新たに更新料というものが発生する。
マンションなどになるとこの他にも火災や震災関連の保険に入ることを義務づけられるが、これも更新料と同じく新たに支払う必要がでてくる。
更新料は一般に家賃の1.5カ月分というケースがほとんどだ。
仮に10年住むとしたら、更新を4度しなければならず、更新料だけで半年分の家賃が飛んでいく計算になる。
しかも家賃は据え置きになるとは限らず、上がる場合もあるのだ。

逆に初期費用があるゆえに短期間で引っ越せないデメリットもある。
住んでみて気に入らなかったとしても、おいそれと引っ越しするわけにはいかない。
引っ越せばまた初期費用が必要になるからである。
ということで賃貸に住む場合、引っ越しは2年という長いスパンで考えることになる。
その間に何らかの事情で退出したくなっても、または退出せざるをえなくなっても、なかなか簡単にはいかないのである。

デメリットはまだある。
持ち家なら当然できるはずの改築、改造、いわゆるリフォームができないことだ。
寒いからといって勝手にセントラルヒーティングにすることはできない。
ガスストーブを使いたいからといってガスを引っ張ってくることもできない。

それどころか、収納場所が欲しいからといって壁に穴を開けて棚を設置することさえできない。
できないことはないが、敷金の多くが失われることになる。
損傷がひどい場合には追加請求されるかもしれない。
そこまで大掛かりなことでなくとも、例えばカーテンではなくブラインドにしたいと思っても壁を傷つけてしまうかもしれないので、それさえもはばかられることもある。
このような不便さは賃貸ならではだ。

このように多くの人が選んで住んでいる賃貸には様々なデメリットが存在する。
このほかにも、実際に住み始めて明らかになったデメリット、持ち家では想像もつかなかった賃貸独特のデメリットもある。

では賃貸物件のデメリットには具体的にどのようなものがあるのだろうか。